ウォーレンバフェットの投資ルール

最近オキシデンタル株を購入した、ウォーレンバフェット氏

私の株式投資の売買手法は短期トレードがメインだったので業績はほぼ無視、チャートしかみないチャーチストだったのですが、デイトレードに限界を感じて企業業績も見て中長期投資へシフトするようになりました。

そこで、企業業績分析ならやはり「ウォーレンバフェット」だろうという事でバフェット関連本をむさぼるように読みました。

バフェットはアクティブ運用でもインデックス運用でもないフォーカス運用を実施しています。

さすがにバフェットのように将来のダイヤの原石のような企業を発見できるようになれるとまでは思わないものの、企業価値よりも割安の株価で買うということを徹底できるようになり利益を積み重ねられるようにました。

バフェットの投資方針

  • グレアム85%+フィッシャー15%
  • 良い会社を割安で買う!
  • 理解できない事業内容の銘柄は買わない!
  • まずまずの企業をすばらしい激安で買うよりも、すばらしい企業をまずまずの価格で買う方が良い

    これは、バークシャーハサウェイ株主に向けたレターの一文です。

    ひとつでもバフェットの良いところを真似できるようになれれば良いと思ってますので、参考にして下さい。

    フィッシャー15の質問

    売上拡大を続ける力 現在の製品・サービスで収益増できるか?
    利益を生み出す力 売上高営業利益率は十分か?
    経営者の質

    ウォーレンバフェットのルール

    利益を生み出す力

    業種にもよりますが、一般的に10%以上なら収益性が高いと言えます。

    銘柄選びの時は

    以上の質問をチェックして当てはまらなかった企業は投資対象から除外。

    EPS

    1株あたりの純利益=純利益÷発行株式数

    この数値が大きいほど株主のお金を効率的に使って利益を生み出していると考えられます。

    過去5年程度のESPを見ているようで安定しているのかを重視しています。

    ROE

    株主資本利益率の高い会社

    会社が株主のお金を使ってどれくらい効率よく利益をあげているかを見るモノサシになります。

    純利益÷株主資本

    売上高営業利益率

    売上に対してどれくらいの営業利益を上げたかを見る指標です。

    営業利益÷売上高で計算します。

    この数値が大きいほど儲ける力がある企業と考えられます。

    売上高営業利益の値は業界によって大きく違ってくるので数字だけを見て判断するのは早計です

    同じ業界の競争相手と比べたり、業界の平均値と比べてみる事が重要。

    オーナー収益

    営業キャッシュフロー
    投資キャッシュフロー
    財務キャッシュフロー
    フリーキャッシュフロー

    フリーキャッシュフローは会社が活動するために自由に使えるお金の事。

    割安株の見つけ方

    PBR=株価純資産倍率
    PER=株価収益率

    PBR=株価÷1株あたりの純資産

    PER=株価÷1株あたりの純利益

    ただ、注意しなければならないのは、PBRやPERが割安だったとしても株価が絶対に上がるというものではないという事です。

    実際にバフェットもこの指標を参考にしているものの判断基準にはしていません。

    投資する銘柄数

    バフェットは少しでも株式投資の知識があるのなら、フォーカス投資が良いと言っています。

    たいして知りもしない多数の会社に投資するよりも、自分が理解している少数の会社に集中して投資する方が良いと言っています。

    これは完全に以前の私でした。

    ただ数多くの銘柄に分散投資していればリスクも分散されて安心だと考えてました。

    投資金額

    バフェットが投資する時は自己資金の少なくても10%を投資するだけの革新を持てる銘柄に絞ることをポリシーにしています。

    特に優れた会社に多くの資金を配分する。

    ブログ主は確信が持てないせいか銘柄数が増えて、各銘柄に投資する金額も少ないので改善すべき点です。

    保有期間

    少なくても5年間は持ち続けられるような銘柄を見つける努力。

    チャートを見て買い時を判断しているわけですが、

    具体的は、

    例えば、商社株を狙っているとして三菱商事と伊藤忠商事が気になったとします。

    そこでバフェットの考え方を参考にするわけです。

    三菱商事 伊藤忠商事
    自己資本比率 32.8% 34.6%
    PBR 0.77 1.34
    PER 6.9 8.0
    売上営業利益率 4.74
    ROE 15.01 21.83
    EPS 635 552

    上記2社の場合は甲乙つけがたい業績ですが、明らかに違ってくる場合があります。

    その場合は、業績内容が悪い方を購入から却下するという感じですね。

    また、同じセクターの中で業績を比較するのもあります。

    例えば、自動車業界の中で最も業績の良い銘柄は何か?とかですね。

    実際は、現在インフラファンドが5本ありますが、

    バフェットの業績に対する考え方を考慮して銘柄選択すると

    カナディアンソーラーインフラ投資法人一択になりました。

    その他の5銘柄のいちごグリーンやエネクスにも投資していますが、

    カナディアンソーラーインフラ投資法人に厚めに投資しています。