世界で最も著名な投資家と言えばウォーレンバフェット。
彼も長期投資家で基本的な戦略はバイ&ホールド。
しかし凡人の私にはとうてい真似ができませんので、独自の長期投資法を構築しました。
目次
長期投資の期間
長期投資とは一般的に10年や20年と言われますが正解はないというのが私の持論です。
長期投資の期間は人によるじゃないかなと思いますが、私の場合はバイアンドホールドではなく買いから1~2年間保有して売る場合が多いです。
長期投資のリターン
高配当株投資が人気になってますが、配当利回りは3~4%程度。
インデックス投資の利回りも平均すると年3%程度。
高い分配金で人気の不動産リートでも分配金の利回りは5%程度。
太陽光発電がメインのインフラファンドなら分配金の利回りは約6%程度です。
その他、成長株投資と言われる米国株の成長力も魅力的に映るかも知れません。
gafamのひとつであるmeta(旧フェイスブック)のように株価が半値以下になるリスクもあるし、その他にも為替リスクもあるので、為替リスクを嫌う人は日本株が良いでしょう。
さらにハイリターンが欲しい投資家なら個別株のトレードが必要になってきます。
しかし、スイングトレードを繰り返す場合は、当然ながらトレードの腕が必要になってきます。
ただ、トレードに関しては猛練習したからと言って誰でも儲かるようになるというものでもないのが現実です。
そこで、トレードの腕が不要かつ高配当株投資やリート以上の利回りを求めるのなら、長期投資で良い銘柄が株価の暴落の時を狙って買うという方法がベターだと思います。
かおる
その株価の急落がいつくるのかがわからないというのが、この投資法の弱点でもあります。
長期投資の銘柄選び
- 将来性が見込める銘柄をピックアップ
- その銘柄が急落した時だけを狙って買っていく。
- 基本的に損切りは無し
- 日足チャートよりも週足チャート
長期投資のやり方
例えば・・・、
日本国内のどこかで大地震が起きた時には日経平均は暴落するでしょう。
そこで、建設関連株も全体の波にのまれて暴落すると思いますが、多くの建物が崩落すると予想されるので建設株が狙われて買われます。
だから、大地震が起きたら真っ先に清水建設の株を買う!と決めておかないといざ大地震が起こった時に買えないわけです。
私は2022/11/11にテルモ(4543)を買いました。
テルモを選んだ理由は市場で希少価値の高い商品を作り続けているから。
ずっと買いたかった銘柄だったんですが、業績見込みが19%減というニュースが発表された後、暴落とまではいかないもののかなり売られた印象です。
急落・暴落時だけを拾って買っていくやり方のために積立投資のドルコスト平均法で買っていくよりも得られるリターンは大きくなります。
かおる
長期投資に向かない銘柄
例えばテレビ業界(日テレ・朝日テレビ)などの斜陽産業は除外する・・・。
個人的には景気敏感株よりもディフェンシブ株の方が好み。
あと下降トレンド中の銘柄を対象にしたら絶対にダメで失敗するリスク大。
また、買っていくのもコツがある。
特に株価が暴落している時はどこまで下がるのかがわからない。
でも、底値付近で仕込む努力はすべき。
だから、分割売買を利用して逆張り的に買い下がっていく手法を採用している。
長期投資で見るべきチャートは
株価の分散、購入時期の分散が重要なので、株価の全体的な流れは週足チャートでチェックし、買値の決定は日足チャートで行うのが良いでしょうね。
かおる
週足チャート!
株価の下落がイメージ以上に続いて3分割、4分割で買う!となる場合もあるので資金的に余裕がない方は単元未満株が利用できる証券会社を利用するべきでしょう。私が単元未満株を買う時はSBI証券の「S株」かマネックス証券の「ワン株」を利用していますね。
ただ、暴落時のみを狙って買いをいれていく方法&損切りはしない手法なので正直怖いです。
加えて含み損を抱えている期間が比較的長くなる傾向があるので含み損を気にしない鋼のメンタルが必要になってきます。
勘違いして欲しくない点としては、
これは世間で言っている「ナンピン買い」ではなく計画的に行う「買い下がり」だという事。
ナンピン買いとは
保有している銘柄の株価が下がったので平均単価を下げるために仕方なく買い増していくさま。
買い下がりとは計画的に買い下がっていくさま。
長期投資の売り時のタイミング
長期保有&ほったらかしを基本路線としていますが、急落した後に株価がレジスタンスライン付近まで戻ってくれば売りを検討します。
保有している間は配当金(インカムゲイン)をチャリンチャリンと貰いながら売却益(キャピタルゲイン)も狙う両取りスタイルなので得られるリターンは年利10%以上となる事が多いです。