株式投資で儲けるために最も簡単なのが暴落時に買う事なんですが、問題はいつ暴落がくるのかが誰にもわからないという点です。
私の株歴は25年くらいになりますが、これまで数多くの大暴落を経験してきました。
今までの暴落で学んだ教訓としては
→ 長期投資で〇〇〇ショックの時に優良銘柄をバーゲン価格で買っとけばほぼ儲かるという事。
暴落時に目的の銘柄を安値で仕込む事さえ出来れば、株式投資で儲ける事自体は案外簡単だったりします。
ただ、理屈的には簡単に理解できるのですが、人間には心というモノがあります。
実際に暴落している嵐の間は恐怖心で買えなかったりするのが現実なところです。
今回のコロナショックの暴落はいくつか底値で買えましたが、未知のウイルス到来ということもあり、またも恐怖心であまり大量には買えませんでした。
しかし、1年後にはほぼ値を戻しました。
だから、常に暴落時用の余裕資金を残しておく事。
暴落した時に買う銘柄を前もって決めておく事です。
暴落に強い銘柄
一般的にはディフェンシブ銘柄と呼ばれる株が暴落に強いと言われております。
景気の波を受けにくい業界、具体的には、生活必需品である食品や医薬品、社会インフラの電気・ガスや、通信といった業種でしょうか・・・。
不況だから、歯磨き粉を節約しようとか、歯ブラシ、紙オムツを買うのをやめとこうとはならない・・・と言う理屈です。
銘柄を選ぶコツとしては業界トップか業界No2の銘柄を選ぶ事です。
業界No3や業界No4以下の中途半端な企業だと株価が戻りにくいどころか、不況のあおりで倒産してしまうリスクも上がってしまいます。
暴落時に買いたい銘柄
私の監視銘柄でもあるのですが、通常時は好業績の銘柄のみウォッチしています。
おそらく、私(51歳)が死ぬまで経営破綻する可能性が限りなく低い長期保有銘柄です。
以下の銘柄が暴落によって連れ安となった時に勇気を振り絞って仕込む銘柄になります。
コロナショックの場合はV字回復してくれましたが、リーマンションの時は株価が元に戻るまで約2年かかっていますので、様子を見ながら分割で少しづつ購入していくのがベターでしょう。
また、含み損状態がある程度続く事になるので、精神的なメンタルの強さが求められます。
セクター | 銘柄 | 特徴 |
---|---|---|
自動車 | トヨタ(7203) | 車 世界No1 |
機械 | コマツ(6301) | 建設機械 世界No2 |
金融 | 三菱UFJ(8306) | 金融業 国内No1 |
三井住友フィナンシャルグループ | 金融業 国内No2 | |
通信 | NTT(3432) | 通信業 国内No1 |
ただ、暴落中はどこまで下がるのかが誰にもわかりません。
よって下落途中に安易に買ってしまうとナンピン買いになってしまい含み損が膨大になってしまって精神的に耐えられなくなります。
下がっている途中というのは、大口の投資家が売却している可能性が高い。(セイリングマックス)
私の場合は週足チャートでの主要な安値を段階的に買い下がってエントリーするようにしています。
初心者さんの場合は、下落トレンドが一旦収まるまでは傍観し、株価チャートをみて上昇の波に転じたかな?と感じたら分割して買うようにする事をおすすめします。
実際に暴落が起きるとチャートパターンを無視したような動きになるので予想する事自体が無駄です。
具体的には
週足チャートの主な安値を目安にしてそのポイントに指値を入れている感じです。
楽天証券の場合、執行条件を期間指定1ヵ月に設定できますので、年間に12回設定すれば、暴落時に常に指値の価格で仕込めるという事になります。