株式投資の元金の作り方

株式投資の元金の作り方


株式投資は1万円からの少額でも始められますが、その程度では十分にお金を増やす事はできません。

もともと投資の才能やセンスがある方なら、株式投資をたったの10万円で始めたとしてもデイトレやスキャルピングなどの短期売買を繰り返して雪だるま式で資金が増えていくでしょう。

200億トレーダーのBNFさんや50億トレーダーのテスタさんなどがデイトレで有名ですが、彼らの始めの投資金額も100万円くらいだったと記憶しています。

それでうまく人は天才系のトレーダーだけで、ほんの一握りで1万人にひとりくらいでしょうか。

このブログを書いている私も超凡人ですが、普通の凡人はやはり地道にお金を貯めて投資していくしか方法がありません。

特に株式投資の場合は軍資金が多いほうが圧倒的に有利なゲームなので入金力が重要だと思ってます。

そこで、私の場合は以下のとおりにして軍資金を貯めました。

株式投資の軍資金が少ない、足りないという人は参考にして下さい。

株式投資は27歳の時にデビューしましたが、たしか26歳の時に貯金額が1000万円に到達したと記憶しています。(特に給料の高い会社で働いていたわけでもないですし、当時は彼女もいてデート代もきちんと払ってました)

特に今の日本は、収入が増えにくい社会構造になってます。

私が21歳の時にサラリーマンデビューし、その時の初任給が23万円だったのを覚えていますが、2022年度の大卒サラリーマンの初任給が21万円だったので30年前とほぼ同じレベルです。

能力が高い人なら努力次第で収入アップは可能でしょうが、凡人レベルでは多少がんばった程度では収入アップしません。

収入が増えにくい社会で生きていくにはどうすればいいのかといえば、「無駄な支出を減らす」のが一番早いです。

収入を増やすための努力が無意味と言いたいわけではなく、凡人は、収入を増やす努力よりも、支出を減らすための努力の方が効果的だと言いたいのです。

私には、年収が1000万円なのに「貯金額が少ない」という友人がいます。

彼のように見栄のためだけにロレックスを買ったり、メルセデスベンツに乗ったりと収入が増えるにつれて支出もガンガン増えている、といった人も多いのではないでしょうか。

MEMO
収入を増やす事だけでなく、支出を減らす事にも敏感であるべき。

節約した内容

それでは私が節約していった内容を実例を挙げてご紹介します。

節約方法

一人暮らしをやめた
昔、サラリーマンの時に一人暮らしを始めたわけですが、ひとり暮らしをやめて親元から職場へ通うようにしました。

当時の大阪の京橋のワンルームの家賃が5万円/月くらいだったと思うので年間60万円が浮き、光熱費の電気代や水道代や食費を含めると年100万以上浮いたと思いますね。

自宅通いが無理な人は今より家賃の安いアパートに引っ越すべきです。

普通自動車から軽自動車へ
ホンダのシビックからホンダの軽自動車Nワゴンへ乗り換え。
車検もディーラー車検からユーザー車検に変更。
燃費も向上し、税金面も安くなり年間で15万円は節約できたと思ってます。

もちろんクルマを保有しないというのが最高の節約になるわけですが、車好きなのでそれだけはできませんでした。

手作り弁当
また昼食も家から手作りで持っていって食べていました。

外食やコンビニ弁当で済ますなら500~600円はすると思うので、500円×22日で月1万円は浮いていたと思います。

散髪代
その当時は男ながらお洒落な美容室に通ってました。

カット代も4,000円/回だったと思いますが、1,000円カットに切り替えました。

また、茶色に髪を染めるのもやめました。

多少仕上がりはカッコ悪くなりましたが10日も経てばあまり変わりませんので我慢です。

トータルで考えると年5万円の削減です。

酒とタバコ代
タバコも吸っていたのですが、節約と健康面を考えて禁煙しました。

当時はNEXT1というタバコを1日1箱、20本は吸ってましたね。

500円×30日=15,000円なので、年間に換算すると18万円です。

お酒も体を壊したこともあり、かなり飲む量を減らしましたので年10万円は減っていると思います。

フィットネスジム
20代の頃は大阪の京橋にある会員制のフィットネスジム「ティップネス」に通ってましたが、会費は月1万くらいでしたので年間12万円です。

そこで、フィットネスジムを退会して自宅の周りを散歩&ランニングに切り替えました。

ケータイ代
以前はソフトバンクで月平均8000円払ってましたが、NTTドコモから安いプランのアハモ(月3000円)がデビューしてくれたので早速切り替えました。

月5000円の節約で年間換算で6万円です。

漫画代
いつもはコンビニで漫画雑誌を買って家で読むというスタイルで生きてきましたが、すべて立ち読みに変更しました。

  • ヤングマガジン 450円
  • 週刊少年マガジン 270円
  • モーニング 400円
  • 週刊ゴラク 440円
  • 月に6240円、年間で約7万円です。

    その他にも細かいの事はいろいろあるわけですが、ざっと思いついただけ挙げてみました。

    • 自宅から会社に通う100万
    • 手作り弁当 12万
    • 散髪代 5万
    • 酒・タバコ代 28万
    • ジム代 12万
    • ケータイ代 6万
    • 普通自動車から軽自動車 15万
    • 雑誌はコンビニで立ち読み 7万

    これだけで年間185万円も節約できています。

    これを地道に5年継続できれば5年後には最低925万円は貯まっているはず。

    最低500万くらいを投資しないと株式投資してもそれなりのリターンが得られません。

    どうでしょうか?
    個人的にはえげつない節約などはしていないと思っているのですが・・・。

    普通の人であれば誰でも行えるような節約ばかりです。

    節約のコツは必要以上に頑張って節約しないことです。

    自己投資は節約しない

    あと、節約してはいけない部門もあります。株に関する本などへの投資は節約しない方がいいです。

    図書館などで読むというのも有りですが、知識に関することは節約しない方が良いです。

    私もガンガン買ってますし、もし失敗したなと思った場合はメルカリで売ってしまえば損失は最小限で済む話です。

    加えて健康維持のためにビタミンDサプリを飲んでいますが、健康に関する投資、サプリ代などは一切ケチっていません。

    あと、会社の飲み会などはすべて断ると飲み代は浮きますが、人間関係が悪くなるので会社の飲み会は半分くらい出るようにしていたら、気まずくはならないと思います。