資産運用を考えている初心者さんはぜひNISA口座で始めて欲しいです。
その理由は通常は投資で得た運用益に掛かる税金が無税になるからです。
運用益=売却益もそうですし配当金に関しても無税になります。
資金の多い投資家は必ず利用していますし、特に資金の少ない方は免税のメリットを最大限に利用して欲しいです。
特に中長期で資産運用したい方は、NISAの非課税枠でフル活用する事をおすすめします。
NISAの非課税枠
- 一般NISA(年間120万×5年)
- つみたてNISA(年間40万×20年)
個人的には資金が多い方は一般NISAで、まとまった資金が無い方は積立NISAを選ぶと良いのではないかと思ってます。
トレードするのが面倒と言う方はインデックスファンドを積立NISAで積立投資タイプで買うのが楽ちんで良いのでしゃないでしょうか?
ただ、つみたてNISAの場合は国が選んだ投資信託などにしか使えませんし、つみたてNISAで選べる投資先の多くは超ローリスク&ローリターンなものばかりで大きなリターンは期待薄です。
ただ、一般NISAと積立NISAを併用することはできません。
また、私はSBIネオトレード証券を利用していますが、どの証券会社でもNISA口座を取り扱っています。
2022年度も非課税枠120万円の内、約100万円分を投資して残り22万円になっています。
→ 投資銘柄一覧
残りの22万円分は、野村不動産マスターファンド投資法人(3462)を1口16万円前後で購入して使い切ろうという戦略です。
NISAを選んだ事で配当金にかかる税金が無税になっています。
一般NISAは計5年使えるので最大で600万円になります。
運用利回り年5%で600万円を運用すると
年間に受け取られる配当金は年30万円
ですが、NISAを利用しないと税金が6万円引かれて年24万円まで減額されます。
たった6万円かと思われるかも知れませんが、その6万円を再投資していく事によって
長期的に見れば複利効果を生み、資産額はより大きくなっていきます。
あの天才物理学者のアインシュタインが人類最大の発明は「複利」だと言っています。
NISAのデメリット
これまでNISAのメリットを挙げてきましたが、デメリットもあるなと感じています。
私が考えるNISA非課税枠のデメリットですが、1年の非課税枠が120万円あるわけです。
ただ、トレードチャンスが来ていないのにも関わらず、非課税枠を使い切らない!ともったいない精神がでて、つまらん失敗トレードしやすいを繰り返してしまう事ですね(過去話)ポチポチ病とも言います。
あと、NISAで損失が発生した場合、特定口座と一般口座の利益と損益通算ができません。
たとえば、特定口座で株の売却損が10万円あった人が、同じ年に配当金を10万円受け取っていたとします。その場合、配当金と売却損は相殺され、払いすぎた税金が還付されます。
しかし、NISA口座で売却損が10万円が発生し、特定口座で10万円利益が発生したら実際の損益はプラスマイナスゼロです。
ただ、この場合は特定口座の利益10万円に対する税金2万円が発生します。
ことになります。
このように、NISAでは損益通算と繰越控除がNGとなっているため、運用益が出ない時はメリットが無くなります。
NISA 運用方法
私のトレード環境としては、トレード内容によって証券会社を分けています。
わざわざ分けている理由は特定口座とNISA口座は損益通算ができないからです。
それなら、単純にNISA専用の口座を作った方がやりやすいと思ったからですね。
短期トレードは楽天証券とマネックス証券、SBI証券の特定口座で、配当金目的の売買に関してはSBIネオトレード証券のNISA枠で行っています。