私は配当重視タイプの投資家で、サブ的にインデックス投資も行っています。
→ 配当銘柄一覧
配当金メインの投資になると、基本的には放置プレイの長期投資になることがほとんどで、運用のパフォーマンスとしては3~5%前後です。
始めはその利回りで満足していたのですが、最近になってもう少し利回りが欲しいと欲張りの心が出てくるようになりました。
そこで最近はインカムゲインだけではなく売買益(キャピタルゲイン)も狙った両取り型のトレードを考えるようになりました。
その理由は
インカムゲイン投資のようにただ長期間保有するのではなく、高値圏を推移した時は一旦売却してキャピタルゲインも確定させます。
インカムゲインとキャピタルゲインの両取りを狙う事で配当金だけでは得られない利回りを期待できるというわけ。
投資対象銘柄
投資する銘柄は何でも良いわけではないです。
私が両取りトレードの銘柄候補に選んでいる条件は以下の感じです。
- 配当利回り3%以上
- 安定して配当を継続し続けている企業
- EPSが安定している
- 配当額のブレが少ない。
- 配当性向が高すぎない
※ JTなどは高配当株で有名ですが、配当性向が70%以上と高すぎると判断しています。
買値と売値の決め方
銘柄は9285東京インフラエネルギーで解説してみます。
用意するのは
- 週足(日足)チャート
- 主な安値の配当利回り
- 主な高値の配当利回り
まずは主な安値に配当利回りを記録してそれをベースにして買値を決める。
同じように売値もチャートと配当利回りで決めます。
この銘柄の場合ですと、利回り6.5%以上の92,000円以下が買い場、利回り5.8%前後の100,000円以上が売り場でしょうか。
株価が下がると利回りが上がって配当金狙いの買いが入りやすくなって下げ止まりやすくなるからで、売り場はまあ適当でいいんじゃないでしょうか?
もちろん、保有中は年2回の分配金も頂くという売買戦略です。
もちろんチャートの形状も参考にします。
トレード例
仮にトレード期間を1年半として
92,000円で1口買い、90,000円で1口買い。
100,000円で2口売り。
売却益が18,000円
トレード期間の1年半の間に3回分の分配金を約18,000円頂く。
つまり、配当金狙いで長期保有なら18,000円の利益なのが、売却益を絡ませると36,000円の利益になります。
両取りトレードの注意点
やってみるとわかりますが、含み損を抱える期間が比較的長い手法です。
よって精神的に含み損に耐えられない方は性格的に向いていないかも知れません。
この両取りトレードの肝は安定した一株当たりの配当額です。