単元未満株(ミニ株・ワン株・S株)であれば、1株単位で株式投資ができます。損するリスクも小さくなるので、個別株投資初心者に人気な制度ですね。
私が株式投資を始めた頃はネット証券がまだ無く単元株のみの取り扱いで、単元未満株の取引なんかできなかったので本当に良い時代になったなぁと感じますね。
単元未満株 証券会社
私が単元未満株を売買している証券会社は以下のとおりです。
- マネックス証券
- SBI証券
- 岡三オンライン証券
マネックス証券はワン株
SBI証券はS株
岡三オンライン証券は特に名称はついていません。
正直言って岡三オンライン証券の単元未満株の売買手数料は割高なので、実質的には「マネックス証券」か「SBI証券」の二者択一になりますね。
私のメインの取引口座である楽天証券&松井証券では単元未満株は売買できません。
単元未満株 売買手数料
1約定あたりの取引手数料になります。
証券会社 | 買い | 売り |
---|---|---|
マネックス証券 | 無料 | 0.55% |
SBI証券 | 実質0円 | 0.55% |
岡三オンライン証券 | ~2万 220円 ~3万 330円 ~10万 660円 |
単元未満株のメリット
ダイキンなどの値がさ株を購入する時、単元の100株だと2022年9月現在で240万円の投資資金が必要になります。
私のトレードスタイルは分割購入が基本なのでこういった銘柄は避けてました。
こういった値がさ株に関しては投資家の立場で言えば1株単位で売買したいところです。
そうすれば、あのダイキン株でもたったの2.4万円から投資できるようになる・・・これが単元未満株取引の最大のメリットです。
その他にも、私が長期保有で狙っているNTTなんですが、単元株だと約38万円ですが、
50株づつの分割購入であれば1回あたり19万円の投資になるので投資する時期を分散する事ができるようになりリスク低減にも役立ちます。
こういう場合でも単元未満株売買は超便利です。
単元未満株のデメリット
私も値がさ株などを単元未満株で買う時もありますが、残念ながらデメリットもあって単元株と同じようには場中には売買できません。
単元未満株の取引時間
マネックス証券
マネックス証券のワン株の取引時間と約定時間です。
注文時間 | ~11:30 |
---|---|
約定時間 | 12:30約定 |
SBI証券
SBI証券のS株の取引時間と約定時間です。
注文時間 | 0:00~7:00 | 7:00~10:30 | 10:30~13:30 | 13:00~24:00 |
---|---|---|---|---|
約定時間 | 9:00約定 | 12:30約定 | 15:00約定 | 翌9:00約定 |
マネックス証券は1日に1回約定に対してSBI証券では1日4回の売買チャンスがあります。
指値注文はできず成行注文のみしかできない事でしょうか。
しかも、注文確定から成行注文が約定するまで数時間かかる証券会社が多いため、どんな価格で約定するのかわかりませんので、細かい値幅を狙うデイトレードなどには不向きです。
また流動性が低い小型株の場合高値で買ってしまうリスクがあります。
流動性が高い銘柄なら、成行注文でも株価が極端に動くことはありません。
私の場合は全体の相場が暴落、急落時を待ち伏せして買うタイプの投資家なので指値注文できないのは正直痛いですね。