三菱地所の実質PBRは0.5以下で割安

資産バリュー投資

企業が所有する資産価値に対して株価が低い銘柄に投資する手法をバリュー投資と言います。

実質PBRとは、一般的なPBRに、企業が保有している資産を時価評価した時の簿価の差である「含み資産」をプラスして計算したもの。

例えば・・・

かおる

現在私が狙っている
8802三菱地所。

丸ノ内の大家さん」として有名ですね。

株探で三菱地所のPBRを調べると2023年10月現在のPBRは1.18です。

ただ、このPBR1.18というデータは過去に仕入れた時の土地の簿価でのお話し。

そこで、三菱地所のホームページでIR情報をチェックすると

ただ、2023年現在で不動産の含み益がこのように4兆円を軽く超えています。

実質PBRの計算方法

含み益の7割を加えた実質純資産を、純資産とみなし計算したPBRが実質PBRになります。

3割は税金です。

この含み益を考慮して実質PBRを計算すると実質PBR=0.5になります。

かおる

実質PBR=0.5ですよ!

土地の値上がり益を税率30%として考えてみても株式時価総額は解散価値を大きく下回る水準で推移しています。

MEMO
私が一般の投資家と異なる点は一般のPBRで比べるのではなく、実質PBRに重きを置いている点です。

実質PBRとは一般PBRに保有している資産を時価評価した時の簿価とのギャップである「含み資産」を加えたものになります。

2023年10月の三菱地所の株価は2000円台ですが、チャート的には2200円まで上昇してもおかしくない形をしております。

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実質PBR ランキング

2023年度現在、放置されている含み資産銘柄。実質PBRが低すぎて財務状況が良好、収益基盤が堅い企業は、いつか評価される事を期待して購入しています。

三菱地所の含み益が4兆円以上とランキング的にトップですが、その他にも三井倉庫HD(9302)、三井不動産(8801)、三菱倉庫(9301)などにも注目しております。

三井不動産は3兆円以上、三井倉庫HDは約1200億、三菱倉庫は約2600億円の含み益があります。

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