配当貴族の概念は簡単です。
米国株S&P500指数の銘柄で最低25年以上増配を続けている企業を「配当貴族」と呼んでいます。
私も配当金狙いのために配当貴族銘柄を積極的に買ってます。
→ 配当銘柄
配当貴族指数
配当貴族指数は現在は54銘柄で構成されており、毎年再編されています。
仮に増配できなければ配当貴族指数銘柄から除外されるという厳しいルールがあります。
- S&P500指数の銘柄
- 25年間は毎年増配している事
- 株式時価総額が30億ドル以上ある事
- 1日の平均取引が500万ドル相当の取引があること。
配当貴族銘柄の配当利回りランキング
配当貴族指数銘柄の中で配当利回りが高い順に並べてみました。
ティッカー | 配当貴族銘柄 | セクター | 配当利回り |
---|---|---|---|
T | AT&T | コミュニケーションサービス | 11.2% |
MMM | スリーエム | 資本財 | 4.85% |
IBM | IBM | テクノロジー | 4.82% |
XOM | エクソンモービル | エネルギー | 3.18% |
CVX | シェブロン | エネルギー | 3.18% |
KO | コカコーラ | 生活必需品 | 2.99% |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | ヘルスケア | 2.65% |
ATO | アトモス・エナジー | 公益 | 2.58% |
SYY | シスコ | 生活必需品 | 2.41% |
MCD | マクドナルド | 一般消費財 | 2.25% |
(2022/11/3現在)
ただ、買う時の判断材料として配当貴族銘柄なら何でも良いわけではないです。
配当貴族銘柄であるシャーウィン・ウィリアムズ(SHW)は30年間以上も増配した企業でしたが、配当利回りは1.1%。
頼みの配当利回り1%台ではまったく旨味がないと言えますよね。
長期増配当タイプの銘柄は過去と似たような動きを見せます。
もちろん100%ではありませんが、25年連続増配の銘柄は26年目も増配する可能性がすこぶる高いという事。