高配当株投資は配当性向が最も重要
配当金重視で投資する方は、配当利回りだけではなく配当性向も必ずチェックするようにしましょう。
ブログ主は配当利回りの高さだけではなく、配当性向のバランスも見て投資する銘柄を決めています。
配当性向とは
配当性向とは、会社の利益をどの程度株主に配当に向けているかを表す指標です。
配当性向が高い会社は株主に多くの配当を還元している良い会社とも言えます。
しかし、逆に言うと会社に残る資金が少なくなるので会社への積極的な再投資ができないというリスク面もある。
例えば、高配当銘柄で有名なJTですが、配当性向は2022年度は75%となっています。
利益の中から75%を配当として株主に分配するわけですから、企業が成長するため戦略的な資金はより少ないものになります。
例えば、2022年8月現在の
三菱UFJと三井住友銀行の配当利回りと配当性向です。
三菱UFJ 8306 |
三井住友 8316 |
|
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利回り | 4.52% | 5.41% |
配当性向 | 31.7% | 40.7% |
高配当株 長期保有
高配当株を長期保有してできれば半永久的に配当金を頂きたい。
これが高配株投資家の最大の願いです。
では、そのためにはどうしたら良いのか?
それは、「業績」と「配当利回り」と「配当性向」「買うタイミング」の4つで決まると思ってます。
いくら高配当株でも最高値で買ってしまうと長期保有という意味では維持する事が難しくなるからです。
上記の表で言うと、配当利回りの高さで三井住友FGを選ぶと思うんですが、配当性向も考えると少し意見が変わってきます。
配当性向は低い方がまだ配当に回せる余力がある、継続力があるとも読む事ができます。
ブログ主は配当利回りと配当性向のバランスで決めていますね。
配当利回りランキングと配当性向
2022年8月現在
ブログ主は配当利回りと配当性向、それと現状のチャートの形の3つで投資する銘柄を決めています。
ブログ主が注目している高配当株は赤文字にしてあります。
順位 | 銘柄 | 配当利回り | 配当性向 |
---|---|---|---|
1位 | 商戦三井(9104) | 13.41% | 20.3% |
2位 | 日本郵船(9101) | 13.13% | 25.0% |
3位 | 西松建設(1820) | 7.14% | 70.8% |
4位 | 有沢製作所(5208) | 7.40% | 80.9% |
5位 | JT(2914) | 6.48% | 75.1% |
6位 | 三井住友FG | 5.41% | 40.7% |
7位 | 三菱UFJ(8306) | 4.52% | 31.7% |